サイバーエージェントのアドテクノロジー分野におけるサービスの開発を行うアドテクスタジオは、AI Messengerが提供するLINE ビジネスコネクト向け配信ツール「CA-Link」において、「LINE Beacon」への対応を開始した。
「LINE Beacon」は、街中などに設置されたビーコン端末からの信号情報と連動して、LINE上でユーザーとコミュニケーションを取ることができるサービスだ。
今回「CA-Link」が「LINE Beacon」に対応したことで、LINEで配信した広告に接触したユーザーの来店・来棚計測が可能に。これにより「CA-Link」では、LINEの広告サービスの運用から店舗誘導効果の可視化までが実現することになる。
なおサイバーエージェントグループは、5月にビーコン端末を用いた企業の販売促進領域の支援を行う新会社としてシーエービーコンズを設立。位置情報を活用した来店計測やプッシュ通知による購買率向上を図る販促マーケティング支援に注力している。
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