住友生命は、伊藤忠テクノソリューションズが提供するインタラクティブ動画配信ソリューション「eMotion(イーモーション)」を導入した。6月1日から販売代理店向けに公開しており、8月から一般顧客向けに公開予定となっている。
「eMotion」は、顧客の属性や趣向、特性、契約内容などに合わせた動画を配信する、対話型の動画ソリューション。既に銀行や保険会社、旅行代理店などで利用されており、顧客満足度の向上や業務の効率化、販売機会の増加に貢献している。
同社は、2017年7月外貨建終身保険「ふるはーとJロードグローバル」の発売をきっかけに、顧客本位のサービス提供強化に取り組んでいる。今回、商品内容をよりわかりやすくアピールできるという点から、従来のパンフレットに加え、同ソリューションを導入するに至った。
これにより顧客は、複雑な印象がある生命保険のパッケージ内容を動画で理解できる。また、動画再生中に商品への理解度の確認や知りたい情報の選択ができるため、よりインタラクティブに情報を受け取ることが可能だ。
アンケート入力をはじめとする顧客との動画内でのやり取りは、詳細なアクセスレポートとして販売代理店にフィードバックされ、顧客対応の改善などに用いられる。
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