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私のキャリア

オリジナリティにあふれた日本のTwitterを国内外にアピールしていきたい

Twitterの話題がリアルを動かすまでに

――Twitterの成長を感じるのは、どんなときでしょうか。

 特に最近は、Twitterで話題になった商品が売り切れてしまったという話を見聞きすることが増えたと感じます。Twitterが日本で使われはじめた頃は、情報感度が高くエッジの効いた人たちが、オープンなコミュニティを楽しんでいました。そこから利用者層が次第に広がっていき、おもしろいコミュニケーションツールという特徴はそのままに、情報収集や話題が集まるプラットフォームでもあるという、バランスの取れたサービスへ成長したと思います。

 日本のTwitterは利用者数も多く、事業の成長も大きく勢いがあり、海外から見ても個性的な使われ方をされています。今年のサッカーワールドカップでも、応援だけでなくハッシュタグの大喜利が盛り上がりましたし、Twitterのリアルタイム性を活かした電車の遅延情報のチェックも日本ならではのものです。

――サービスの成長とともに、Twitter Japanの組織も大きくなっていったと思います。どのようなところに気をつけて仕事をされていますか。

 入社当初から、業務を効率化することに気を配っていました。社内ルールなどもなかったため、体系化したり、みんなが情報へアクセスしやすい環境を整えたりといったところから手がけてきましたね。効率化し生まれた時間で、求められていることのプラスアルファを丁寧にできるようにと考えています。また、一緒に働く同僚やパートナーとのコミュニケーションも大事にしています。日々の業務の満足度や仕事のやりがいも必要ですが、私にとってはすぐ隣にいるチームメンバーたちから刺激を受けること、そして楽しく仕事をすることも大切。十分にできているかはわかりませんが、笑顔で話しかけたり、会議のときはお菓子を用意して和やかな雰囲気を作ったりと、みんなが業務を気持ちよくできる環境作りを心がけています。

日本市場のおもしろさをグローバルに伝えていきたい

――今後のキャリアについて教えてください。

 マーケターとしては、やっと1年経ったところですから、さらに専門性を高めていき、マーケターとしての自分の武器をクリアにしていきたいです。また現在の職務に就いてから、海外のチームと仕事をする機会も増えました。今年は2月から5月まで、韓国のTwitterオフィスへ長期出張に出ていたんです。Twitter Japanが年末に行っているキャンペーンを韓国で実施するプロジェクトがあり、そのローカライズのサポートをしていました。日本発のTwitterキャンペーンやトレンドが国内だけでなく、世界へ広がっていったらおもしろいですよね。

 営業時代は、お客様の課題をTwitterでどのように解決するかという視点が必要でしたが、現在は日本市場においてTwitterはどうしていくべきかという広い視点が求められます。さらにグローバルなサービスですから、日本市場の可能性や傾向、お客様が寄せるTwitterへの期待・改善点などを本社へ伝え、日本の存在感を強めなくてはなりません。Twitterは世界35ヵ所以上で事業を展開していますが、「日本のTwitterについて教えてほしい」と聞かれる機会も増えてきました。そのためにも、まずは英語をより使いこなせるようになり、グローバルとのコミュニケーションを強化していきたいです。Twitterでのキャリアは7年目に入りますが、新たなターニングポイントを迎えているなと実感しています。

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この記事の著者

マチコマキ(マチコマキ)

広告営業&WEBディレクター出身のビジネスライター。専門は、BtoBプロダクトの導入事例や、広告、デジタルマーケティング。オウンドメディア編集長業務、コンテンツマーケティング支援やUXライティングなど、文章にまつわる仕事に幅広く関わる。ポートフォリオはこちらをご参考ください。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
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MarkeZine(マーケジン)
2018/09/25 14:15 https://markezine.jp/article/detail/29256

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