Twitterらしさを表現できた「#Twitterトレンド大賞」
――現在の業務について教えてください。
クライアントアカウントマネージャー職のマネジメントを経て、2017年1月から企業を対象としたTwitter広告のマーケティングを担当しています。具体的には、イベントやメディアを通してより多くの広告主や代理店の方々へTwitter広告の価値や活用方法を伝えていく業務です。業務目標は売り上げのほか、自社イベントの「#TwitterBrandSummit」などのイベント参加率、その満足度なども追っています。さらにTwitter広告に対する企業のパーセプションをどのように変えていくかもKPIに設定しています。
おかげさまでTwitterは認知度が高く、多くの企業にご利用いただいていますが、「若年層の利用者が多そう」や「炎上が心配」、「必ずバズを起こさなくては効果がない」などのイメージをお持ちのお客様もいらっしゃいます。そのイメージに対し、Twitter本来のパワーを伝えていくこともミッションのひとつです。利用者は30代から40代の方も多く幅広いですし、炎上はコミュニケーションの工夫で防ぐことができるもの。上手にオーガニックでご利用いただいて、フォロワーと関係値を築かれているお客様もいらっしゃいますし、積極的に認知を上げていくために動画広告を活用されるケースもあります。
――2017年の12月に行われた、「#Twitterトレンド大賞」もご担当されたとか。
そうなんです。よしもとクリエイティブ・エージェンシーさんと一緒に「Twitterらしい番組とは何か」と真っさらな状態から企画を練り、形にしたのが「#Twitterトレンド大賞」です。
Twitter利用者はどんなことをしたら喜んでくれるのだろうと考え、日本国内月間アクティブ利用者4,500万人(当時)によるツイートをもとにしたアワードを選出し、その発表と授賞式のライブ配信を行いました。ツイート数やリツイート数、ハッシュタグの数といったTwitterが持つデータを用いて、忖度のないオープンなアワードとして発表したことが、評価をいただけた理由だと思います。また、受賞された企業や利用者を授賞式へご招待していたのですが、その中にどうしても連絡が取れなかった方がいらっしゃいました。しかしライブ配信をご覧になっていて「1位はオレだ」とツイートしてくださったんです。すかさず公式アカウントからも「トロフィーを贈らせていただきます」という連絡をしました。このようなTwitterらしいライブ感が生まれたことも良かったです。
