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三井不動産がCXプラットフォーム「KARTE」によって実現した顧客の「見える化」と「つながり」

顧客の「見える化」と「つながり」をKARTEで実現

 三井不動産がアンドモールのマーケティングプラットフォームとして選んだのがKARTEだ。「オンライン上で一人ひとりのお客様に合わせた顧客体験を提供する、という考え方が合致していると思った」と中田氏。

 活用は大きく2つ、「お客様の見える化」と「お客様とつながる」だ。具体的な施策としては、1)初回来場者にポップアップでサイトの特徴を伝える、2)アンケートの実施、3)買い回りスタンプラリーの3つを紹介した。

 1)では、ポップアップ表示をした時、しない時をA/Bテストで比較したところ、ポップアップ表示時のCVRが30%改善したという。

 2)では、プレイドの提案で実現したもので、購入までのサイトの使い勝手と、商品についてのアンケートを実施している。「インセンティブがないのに、回答率が高くて驚いた」と中田氏。前者に対しては50~60%、後者は76%が回答しており、いいフィードバックが得られているという。

新たなトレンドを生み出す商業施設へ

 効果は出ているが、導入・運用では苦労もあったようだ。ボタンを一時的に消す、文字でメッセージを入れるといったことが「あまりにも手軽にできてしまう」ことから、事業部内各チームの意見を取りまとめるなど、調整するという点で、内部の運用体制作りで苦労したという。

 また施策を行ううえでは、UI/UXについて骨太のコンセプトを明確にし、事業室内で共有したことが重要だったという。

 「コンセプトが明確でなければ、クリエイティブや文言など細かい部分にブレが生じてしまいます。そして、それがサイトのブランディングやコンセプトのブレにもつながる。最初にコンセプトを共有していくことがなによりも重要です」(中田氏)

 中田氏は最後に、「商業施設にとって、流行を捉えた商品・サービスを提供していくことは重要なポイントです。ですが、これからはただ流行に乗るのではなく、アンドモールから新たなトレンドを生み出していきたい」と展望を語り、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

末岡 洋子(スエオカ ヨウコ)

フリーライター

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2018/11/02 10:00 https://markezine.jp/article/detail/29359

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