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CRMを軸に新規ビジネスを開発!川崎汽船、「マーケティング戦略室」などの専門組織を設立へ

 川崎汽船は、2019年1月1日より、「AI・デジタライゼーション推進室/マーケティング戦略室」「環境・技術委員会」を新設する。

 同社は現在、「機能別戦略の強化」を経営上の課題に掲げ、「技術革新・ビジネスモデル変革」「CRMの強化」に取り組んでいる。今回、こうした取り組みを推進するため専門組織の新設に至った。

 これによって同社は、AIやIoTをはじめとしたデジタル技術などを活用し、既存サービスの付加価値を向上させた新たなビジネスモデルを構築。より広範な視点からの総合物流サービスを提案する体制と独自のノウハウを強化していく。

 また、同技術を活用することで、社内業務プロセスの効率化にも着手。競争力と付加価値を創出する力を高めたい考えだ。

 他にも、各事業で個別に取り組んできた戦略的マーケティングにおいては、専任者を配置。CRMを軸にした新たな総合的ビジネスモデルの構築に向けて、同社グループの横断的な顧客対応力の強化を行う。これによって、様々な観点から同社の輸送サービスを顧客企業と協働し、最適なソリューションを提供できる体制を実現していく。

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2018/11/02 08:00 https://markezine.jp/article/detail/29617

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