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「広告代理店・ベンダーが広告主に抱くイライラベスト3」から学ぶ、広告主が取るべきスタンス、行動とは

広告主はどこまで広告代理店・ベンダーに情報共有すべき?【三井住友カード福田氏連載最終回】

情報共有するに値する、広告代理店・ベンダーの条件

 さて、最後に「見せる=情報共有視点」で、広告代理店・ベンダーの選び方を紹介します。ポイントは2つです。

欲しい情報を明確に指示してくれる

 「データを一通りください」と言われ、理由を問い合わせた時「とりあえず」と答える広告代理店・ベンダーは間違いなく信頼できません。

 なぜその情報が欲しいのか、が大事なのです。それが答えられない時点で必要ないデータですし、データの重要性を「とりあえず」でしか答えられない会社は恐らく今後も答えられません。できるだけ距離を置きましょう。

情報の重要さ、情報公開の大変さを理解してくれる

 実は、広告代理店やベンダーの方が広告主に転職したい理由の多くは「情報公開してもらえないから」であることが多いみたいです(自主調査ですが笑)。

 なるべく情報は渡すように、ということを書いてきましたが、情報を出すことの大変さ・大切さを知らない広告代理店やベンダーに渡す必要はありません。オリエンテーションリストも、とにかく配りまくっているわけではなくここを見極めて配っています。

 広告代理店・ベンダーの方は、広告主が情報を探して、提供することの大変さをよく理解してください。

パートナーと事業計画を達成しよう

 全3回と書いてきました本連載ですが、いかがでしたでしょうか。これにて終了です。代理店やベンダーの方に「あるある!」、広告主の方に「そうだったの?」と感じていただけたなら、とても嬉しいです。個人的には3回で読者の方に伝えたいことが書けたと思っています。

 本連載を通じ、お互いが尊重し合い、パートナーとして事業計画を達成できることを祈っています。それでは、また別の記事や、セミナーでお会いしましょう!

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この記事の著者

福田 保範(フクダヤスノリ)

2007年~2015年6月、株式会社アイ・エム・ジェイにてWEBディレクター、SEOコンサル、マーケティングコンサルなどを経験。2015年7月より、三井住友カード株式会社にてWEBマーケティングを実施中。おもにコンテンツマーケティング、WEB広告、SEOなど多岐にわたるデジタルマーケティングに従事している。また、WEBマーケティングから育児まで多岐に渡るテーマを語るブログ『FKDのWEBマーケティングをツラツラ(マケツラ)』を運営している。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/12/11 09:00 https://markezine.jp/article/detail/29772

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