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「売上の半分が動画広告に」Twitter Japan代表が語る、広告の現状と今後


Twitterにとって2018年はどんな年だった?

 笹本氏は今回の事業発表会の中で、2018年の振り返りと2019年の抱負について明らかにした。まず、Twitter Japanにとって2018年はどのような年だったのだろうか。

 これに対し笹本氏は「今起きていることがわかる場所であることがリサーチでも明らかになった」と語る。Twitterは「What's happening?」というブランディングを行ってきたが、その成果が実を結びつつある。下図の結果を見ても、他のサービスよりリアルタイムな情報を求める場所になっていることは明らかだ。

 2018年に開催されたワールドカップでも多くの利用者がツイート。関連した話題のインプレッション数は1,150億を超え、リサーチによればワールドカップに関する会話の86.3%はTwitterで起きていたという。

「利用者の拡大」「異次元の高収益」を実現する戦略を

 では2019年、Twitter Japanではどのような事業戦略を考えているのだろうか。笹本氏は説明会の中で「国事や五輪の前哨戦となるスポーツイベントを見据えて、世界最大級の利用者数をさらに拡大しつつ、異次元の高収益を実現する」とした。

 日本では、2019年にはラグビーワールドカップ、2020年には東京五輪、2021年には生涯スポーツの世界大会であるワールドマスターズゲームズと3年連続でスポーツ関連のイベントが予定されている。2019年はラグビーワールドカップなどを中心に、話題を生み出しながら利用者と収益を拡大する狙いだ。

 そのために同社は「プロダクト」「コンテンツ」の2軸で拡充を図る。プロダクトに関しては、これまでも行ってきた健全性の向上や動画広告・パフォーマンス広告に関する投資を引き続き実施。コンテンツに関してはパートナーを増やしつつ、1月8日からNewsPicksと開始したライブ経済情報番組「The UPDATE」などTwitterオリジナルの動画コンテンツ提供にも力を入れていく。

 日本での売上が好調に推移し、収益面でも世界2位のマーケットとなっているTwitter Japan。今後のプロダクトとコンテンツの拡充から目が離せない。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/01/09 10:55 https://markezine.jp/article/detail/30055

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