NTTドコモの研究機関であるモバイル社会研究所は、SNSの利用状況を調査。結果を発表した。
SNS利用者の3分の1が「LINE」を使っている
SNS利用者に対して「LINE」、「Twitter」、「Facebook」、「Instagram」の利用率を調査したところ、2018年は「LINE」が33.8%でトップ、次いで「Twitter」が22.4%だった。
シニア層に普及が進む「LINE」と「Facebook」
年代別のSNS利用率では、「LINE」は10代~60代まで幅広い年代に利用されているのに対し、「Twitter」は10代~40代、「Facebook」は20代~50代、「Instagram」は10代~30代の利用が多い。年代によって、利用するサービスに違いがあることが明らかになった。
また、「LINE」は70代、「Facebook」も60代~70代の利用者が10%を超えており、シニア層にも普及が進んでいることがうかがえる。
「LINE」支持の理由は「家族・友達との連絡のとりやすさ」か
「LINE」に関する意識調査では、全年代で「家族・友達と連絡がとりやすい」という回答が最も多く、シニア層は「写真・動画を一緒に楽しむ」も多かった。「LINE」はシニア層でも比較的簡単に使うことができ、写真・動画を含めた家族との連絡手段として、日常的に活用されているとみられる。なお、「LINE」のネガティブ要素としてよく取り上げられる「LINEが届いていないか気になる」については割合が低く、ポジティブな意識が高かった。
10代~20代女性の半数以上が毎日「LINE」を利用
毎日「LINE」を利用する割合は、全年代で女性が男性よりも高い。年代別に見ると、男女とも10代が高く、10代~20代の女性では半数以上という結果に。30代でも4割を超えていた。
【調査概要】
調査主体:モバイル社会研究所
調査時期:2015年1月、2016年1月、2017年1月、2018年1月
調査対象:全国の15歳~79歳の男女
調査方法:Web
調査人数:2015年は2,706サンプル、2016年は3,000 サンプル、2017年は3,000サンプル、2018年は6,000サンプルを回収
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