今後の位置情報活用のベースに
最後に今後どういう取り組みを展開していきたいか、3社の担当者に今後の展望を話してもらった。
ラバーソウルの担当者は、「ファンに楽しんでもらえる取り組みが作れそうであれば、位置情報の活用は今後もしていきたい」とした。そして、電通ライブの松本氏は「今回のような音声ARのさらなる活用を推進していきたい」と語った。
「2018年は音声ARの提供をスタートし、成功事例も作れた有意義な1年でした。とはいえ技術的な制約や課題も見えてきたので、今後広がりを見せるためにも残った課題を解決していきたいと思っています」(松本氏)
ブログウォッチャーの山下氏は「今回の企画を位置情報を活用したカスタマーサクセスのベースにしたい」と明かした。
「グレナビを通して、ユーザーに喜んでもらえる体験作りに協力でき、とても良かったと思っています。ネガティブに捉えられがちな位置情報に対し、ポジティブな反応を得られたので、非常に良い企画だったかなと。実際に他のクライアントさんでも似たような取り組みが進みつつあります。まだ課題はあるものの、今回の企画をベースに人を動かすマーケティング施策を考えていきたいです」(山下氏)
