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ナビタイム、電通と「カーナビ音声広告」を開発 音声案内後に店舗に立ち寄るユーザーは10%超え

 ナビタイムジャパン(以下、ナビタイム)は、電通と共同で、カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」において、電通の自然対話サービス「Kiku-Hana(キクハナ)」を活用した、音声案内ターゲティングO2Oサービス「おしゃべりガイド」を提供開始した。

 「おしゃべりガイド」とは、ドライバーの属性とナビゲーション経路に合わせ、経路沿いにある店舗・施設や商品・サービスの情報を、音声案内中に配信するもの。たとえば「そろそろお昼ですね。今日のお昼は、ハンバーガー、というのはいかがでしょうか。ドライブスルーなら待ち時間も少なく便利ですよ」などと音声案内を行う。

 配信される情報に興味を持ったドライバーは、「NAVITIMEドライブサポーター」のボイスコントロール機能を使って音声で、対象の店舗・施設などを経由地に設定でき、ナビゲーションにより、実際に立ち寄ることができる。

サービスイメージ
サービスイメージ

 ナビタイムで提供している従来の「車版ターゲティング広告」では、検索結果に連動して広告表示をするため、走行前のユーザーにリーチできたが、今回、走行中のユーザーに対しても情報配信が可能になった。

 広告主は、エリア、属性(性別・年齢・家族構成など)を指定し、時間や天候といった状況に応じて、配信に必要な走行位置情報利用などの許諾を得た移動中のドライバーに、ターゲットごとに最適な広告をリアルタイムに配信することができる(属性情報はユーザーが任意で入力)。

 2016年より過去2回の実証実験を行い、10%を超えるユーザーが、音声案内後、実際に店舗に立ち寄ったことがわかっている。

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MarkeZine(マーケジン)
2019/02/21 12:00 https://markezine.jp/article/detail/30442

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