広告効果分析ツール「XICA magellan(サイカ マゼラン/以下、マゼラン)」を提供するサイカは、マーケティング支援を行うディーアンドエムと業務提携し、ディーアンドエムが提供する消費者意識調査データとの連携を開始した。
これによってマゼランでは、出稿量に変化がないにもかかわらず広告施策の効果が変動した場合、消費者意識(広告接触者の属性、広告訴求内容の評価、購入意向など)を調査した上で、広告接触者のプロファイルからターゲットの精査やターゲットに対する訴求内容の適性などを分析し、広告効果の向上に重要な要素を検証することができるようになった。
また、売上や広告出稿量、広告出稿日時などの量的なデータに加えて、ブランドの認知や好感度、購入意向といった消費者の「意識」データも日次ベースで取得可能にした。そのため、ブランドに関する上記のような指標がマーケティング成果にどのように作用するのかを把握し、施策実行前のシミュレーションに活用することができる。
【関連記事】
・約9割がCookieなどを活用した広告の効果測定を実施/精度や信頼性に対する不満も【サイカ調査】
・サイカとインテージが業務提携 オフライン広告の効果測定における分析ソリューションを開発・提供
・ロクシタン、サイカの「マゼラン」を導入 ブランディングなどに寄与した要因を分析
・三井住友カード、サイカのマーケティングツール「マゼラン」を導入 マス広告含む施策の最適化へ
・サイカ、プロモーション分析ツール「XICA magellan」を正式リリース