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総参加数4,700万超!様々な企業とムーブメントを起こすTwitter「#クリスマスボックス」の魅力

ターゲットに合わせ独自のコンテンツを展開

MZ:実際、どのようなキャンペーンを実施されたのでしょうか。

黒木:対象ツイートをリツイートすることで、クリスマスボックス限定コンテンツを閲覧できる内容にしました。

 KPIはフォロワーを増やすことです。フォロワーを増やすためには、潜在ユーザーにリーチする必要があります。リーチするためには熱量の高い既存のお客さまに喜んでいただき、拡散していただくのが一番なので、それを前提にコンテンツを設計しました。オリジナルの絵文字も設定するなど、細かい部分にもこだわりましたね。

 ガルパの原作であるアニメ「BanG Dream!」の2nd Seasonの放送を控えていた時期でもあったので、新規のお客さま向けのコンテンツも用意しました。期間中は月初からクリスマスまで、Twitterを利用する方に飽きずにお楽しみいただけるよう、3回クリエイティブを変更しました。

(C)BDP (C)CraftEgg (C)BUSHI

藁品:弊社はクリスマスをテーマにしたアニメーションを起点に、計300名分のプレゼントキャンペーンを実施しました。

 弊社の場合、キャラクターや市販されている一般向けの商品があるわけではないので、プレゼントは誰もが確実に喜ぶクオカードにしました。ただ、サービス認知につながるよう、イーアイデムのクオカードはロゴマークを入れたオリジナルのデザインのものを準備しました。

 弊社もKPIはフォロワー獲得で、一気に拡散するべくキャンペーン開始直後の12月3日にプロモトレンドを実施しました。

MZ:他社との協賛について、どういう印象をお持ちでしょうか。

横山:とても良い仕組みだと思います。弊社はまだ露出が少なく、認知度を上げていきたいフェーズなのでかなり恩恵を受けました。今回のように様々な企業が一体になり、世の中に大々的に発信できる機会はそうないですよね。個人的にも周囲の方々からかなりの反響をいただきました。

黒木:2018年は競合他社の参加が増えると聞いて、正直キャンペーンが埋もれないか心配していました。でも実際は、ガルパファンの皆様に喜んでいただけるコンテンツを用意することができれば、きちんと成果が得られると実感できました。純粋にお客さまと向き合ってコンテンツを作成していくことが重要だと思いました。

フォロワー4倍増!?エンゲージメント向上にも寄与

MZ:「#クリスマスボックス」に参加して、どのような成果が得られましたか?

横山:フォロワーは実施前の4倍に増加しました。元々ユーザーとのつながりが弱かったところに課題を感じていたので、解決するための第一歩が踏み出せました。

 弊社を知らないユーザーとの接点を図る上で、私達の届けたいと思うメッセージや思いに率直にユーザーが反応してもらえたことは非常に嬉しかったですし、ツイート自体も好意的なものが多かったです。

 そこで、継続的にユーザーとのつながりを絶やさないよう、正月・バレンタインもキャンペーンを実施しました。正月キャンペーンは、広告は使わずオーガニックツイートのみで展開したのですが、過去最高のリツイート数を記録しました。競合他社と比較しても圧倒的な話題作りができたと思います。クリスマスボックスを通じて獲得できたフォロワーの方に対し、継続的にアプローチしていくのが重要だということが、非常に勉強になりましたね。

藁品:普段、求人媒体って仕事を探している時以外は見ないですよね。今回行った一連のキャンペーンのように、継続的にタッチポイントを生み出していく必要があると感じています。

齋藤:弊社の場合、2017年実施時と同程度の成果が得られました。潜在ユーザーやガルパをプレイしているけどTwitterをまだフォローしていない方にしっかりとアプローチできたので、質の高いキャンペーンを実施できたと思います。

次のページ
モーメントを捉えたキャンペーンを今後も実施

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この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/04/02 11:06 https://markezine.jp/article/detail/30565

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