グリーの100%子会社であるGlossom(グロッサム)は、スマートフォンアプリ向けSSP「アドフリくん」において、Zucks(ザックス)の「Zucks Ad Network」と動画リワード広告におけるRTB連携を開始した。
「アドフリくん」は、静止画バナーだけでなく、動画リワード広告や動画インタースティシャル広告(※)、動画ネイティブ広告といったスマートフォンアプリ上の主要な動画広告フォーマットを1つのSDKで実装できるマネタイズプラットフォーム。
一方「Zucks Ad Network」は、月間約230億インプレッションを有するクリック課金型のスマートフォン向けアドネットワーク。同アドネットワークは、独自のロジックによって効果の高い広告を優先的に自動配信し、収益性の向上に貢献する。
今回の連携によって「アドフリくん」を利用するアプリメディアは、動画リワード広告フォーマットにおいて「Zucks Ad Network」を経由した配信が可能になった。また、同アドネットワークはサーバー間連携で広告を配信するため、「アドフリくん」内のSDKを実装するだけで配信が行えるようになる。これによって、企業のアプリ開発者は少ない工数での実装が可能になる。
※アプリの画面が切り替わるタイミングにおいて、アプリ上にポップアップまたは全画面で表示される動画広告のこと
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