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統括編集長インタビュー

“AIバカ”野口竜司氏、ZOZOグループへ 金山、濱渦、野口の起業家トリオで描くAIファーストな事業

 ブランド側からエージェンシー側へ、エージェンシー側からブランド側へ。MarkeZine編集部が注目する、マーケティング領域の“越境”的な人材流動に、また新しいケースが加わった。イー・エージェンシーの経営陣の一人であり、近年はAI活用を強く推進してきた野口竜司氏が、ZOZOグループに参画する。野口氏と、「どうしても来てほしかった」と話すZOZOテクノロジーズの金山裕樹氏、アラタナの濱渦伸次氏に話を聞いた。

「事業家としてもったいない道を行くな」

写真左から、ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business | イノベーション推進部 部長/アラタナ 取締役 野口竜司氏ZOZOテクノロジーズ CINO 金山裕樹氏アラタナ 代表取締役社長 濱渦伸次氏
写真左から、ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business | イノベーション推進部 部長 兼
アラタナ 取締役 野口竜司氏
ZOZOテクノロジーズ 代表取締役CINO 金山裕樹氏
アラタナ 代表取締役社長 濱渦伸次氏

押久保:野口さんとは、MarkeZine立ち上げの頃からの付き合いです。イー・エージェンシーに長くいらしたので、今回のご転職のお話は驚きました。ZOZOグループに、また一人稀有な人が入られるんだなと。金山さんとは、大学の先輩・後輩の仲だそうですね?

野口:そうなんです、20年来の付き合いですね。濱渦さんとも、10年くらい前から交流がありました。

金山:僕が大学に入ったときは、野口さんは既に学生起業家として、Web制作会社を運営されていたんです。当時から、すごいなと思っていました。目立っていましたね。

押久保:そうなんですね! では早速ですが、どういう経緯で入社されたのか、うかがえますか?

野口:仕事上の区切りがついたこともあって、このタイミングで新しいことに取り組みたいと思い、元々前職は3月末で退職することになっていました。

 外部の複数の会社から手伝ってほしいとご要望をいただいていて、当面は一人で事業支援をするつもりでした。そんな折に、金山さんと濱渦さんの両巨頭にはさみうちにあって(笑)、「事業家としてもったいない道を行くな」と言われたんです。ZOZOなら、事業家としての手腕を存分に振るえるから、ぜひ来てほしいと。

ZOZOのビッグデータ×AIの大きな可能性

押久保:なんと。「もったいない道を行くな」と自社へ誘うとは、金言ですね!

野口:ですよね。そう、ズバっと言ってくれる人もなかなかいない。最初はZOZOも外部メンバーとしてお手伝いする予定だったんですが、この言葉で大海に飛び込む腹が決まりました。私は前職でもAI活用の推進に力を入れてきたので、ZOZOの抱えるビッグデータを通してその深さと広さを存分に追求できることも、大きな決め手でした。

押久保:なるほど。金山さん、濱渦さん、この言葉の真意は?

金山:僕は学生起業家の時代から野口さんのことを知っていて、アントレプレナーであり経営経験もあるその価値は計り知れないと思っていました。コンサルタントとして支援側に徹しても食うには困らないだろうけど、事業家としての野口さんのほうが圧倒的に貴重だから、前職を退職されるなら絶対にZOZOグループに来てほしかったんです。

 AI活用の点でも、僕は新規事業創出とR&Dという2つのミッションにおいて全面的にAIを取り入れて、2020年代中にZOZOを日本一AIを活用している会社にしようとしているので、野口さんにはぜひそこで勝負してほしい、と。

濱渦:僕も同感でした。加えて、イー・エージェンシーがWebの制作会社からSaaSの会社へ、さらにデータを扱う会社へと変化してきた中、そういう変化をみずから起こされた功績は大きいと思いました。

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この記事の著者

押久保 剛(編集部)(オシクボ タケシ)

メディア部門 メディア編集部 部長/統括編集長1978年生まれ。立教大学社会学部社会学科を卒業後、2002年に翔泳社へ入社。広告営業、書籍編集・制作を経て、『MarkeZine(マーケジン)』の立ち上げに参画。2006年5月のサイトオープン以降、MarkeZineの企画・運営を一貫して担当。2011...

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高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

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