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アプリは新しいチャネルではなく“ハブ” 最適な「個客」体験をつくり出すためには

スクラッチ開発とパッケージ開発のメリットを両立するEAP

「もともとランチェスターでは、スクラッチでの開発も行っていました。経験上、企業によって実現したいことが異なるのは承知しており、スクラッチ開発の優位性はわかっています。ただし、開発期間を短縮したい、コストを抑えたいという企業ニーズの高まりも認識しており、それらを両立させるプラットフォームとしてEAPを開発しました」

 EAPには、ランチェスターがこれまで取り組んできたさまざまな成功事例から抽出した標準機能が実装されている。デザインの自由度も非常に高い。そして、田代氏がもっとも強調したポイントは、「拡張性の高さ」だ。

「プラットフォームとして、既存システムとシームレスにつながる拡張性の高さにこだわりました。これにより、アプリをハブにして複数のチャネルを連携・統合し、最適な個客体験を提供することが可能になります」

EAPにより既存システムとシームレスにつなげるアプリを開発できる
EAPにより既存システムとシームレスにつなげるアプリを開発できる

 EAPを使ったアプリ開発の実績としては、バロックジャパンリミテッドの会員証アプリ「SHEL'TTER PASS」や、パタゴニア日本法人の公式モバイルアプリなどがある。バロックジャパンではアプリ経由の会員登録数が増加。パタゴニアでも、アプリから店舗の在庫を見るアクションが多く、実店舗購入への誘導にも効果を発揮しているという。

 田代氏は最後に、「店舗とECのどちらも『主役』のチャネルとして活用でき、最適な個客体験づくりの中心となるアプリを開発したいと思われている方は、ぜひご相談ください」と呼びかけ、セッションを終えた。

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この記事の著者

萩原 敬生(ハギワラ タカオ)

ライター。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/04/19 11:00 https://markezine.jp/article/detail/30779

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