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「国内とは違う需要と価値がある」eBayが語る、今こそ越境ECを始める理由

まずは100点出品で売れるポイントを探る

――「とにかくやってみること」「継続すること」が重要とのことですが、第一歩としてeBayに出品する際、心得ておくべきポイントはありますか?

eBayでは、出品商材が重要だと考えています。どの商材がヒットするかは出品してみなければわからないので、まずは100点以上出品してみることをおすすめします。それだけの商品数がそろってはじめて、何がいくらで売れるのかをeBayで試していただけると思います。そのようにしてナレッジが溜まってくると、次の仕入れやマーケティングにも活用していただけるはずです。

また、為替の動きを意識することも大切です。円安になると輸出がしやすく、円高になると海外の商品を仕入れやすくなるので、為替に応じた適切な動きが利益を生むこともある点は越境EC特有のおもしろみだと思います。

――最後に、越境ECをこれから始める方や、過去に挑戦したものの挫折した方に向けてメッセージをお願いします。

日本の人口は減少傾向にあり、ECの成長率も上位10カ国中日本だけがひと桁である点を鑑みると、国内のマーケットだけを見ていては限界が訪れます。国外へ目を向けた時に感じる言語、文化、配送、関税の壁を前に立ち止まってしまってはもったいないので、第一歩としてeBayのようなマーケットプレイスで始めてもらうのが良いのではないでしょうか。本だけでは学べない体験やナレッジを獲得していただけると思います。

「越境EC」と聞くと、爆買いの印象が強い中国をイメージされる方が多いかもしれませんが、海外の市場は中国だけではありません。単価の低い日常品がよく売れる中国に対し、eBayが強い市場である米国やヨーロッパではひとりあたりのEC購入単価が中国よりも高く、少し値が張っても自分の欲しい物を買いたいという傾向が強いと言えます。また、オーストラリアでは50%以上の方々が越境ECで買い物をされています。

国によってよく売れる商品カテゴリーが異なります。「自社の商材は中国に向いていない」と越境ECをあきらめた方には、eBayを通して他のいろいろな国を検討していただきたいです(了)。

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この記事の著者

渡辺 佳奈(編集部)(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/05/08 10:00 https://markezine.jp/article/detail/30970

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