JR東日本のCVCであるJR東日本スタートアップと、水産物の卸・小売を手がけるフーディソンは、6月11日(火)より6日間、新幹線物流を活用した鮮魚輸送の実証実験を行う。新幹線を利用した鮮魚の輸送は上越新幹線では初めてとなる。
実験では、顧客がショッピングサイト「ネットでエキナカ」で事前予約することなどで、佐渡沖で朝に水揚げされた生の甘エビや、三陸沿岸の塩水加工した生ウニを、品川駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で受け取ることができる。
新幹線物流とフーディソンのプラットフォームを組み合わせることで、鮮度落ちが早く、生で出荷することが難しい海産物を「獲れたて」のまま首都圏に届けることを可能にした。JR東日本グループは、この実験を踏まえ、鉄道会社ならではの新たな流通サービスを実現したいとしている。
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