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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

「リアル店舗×デジタルマーケティング」の最前線

「バーチャル試着」や「オンオフ融合の次世代型店舗」を展開 スーツカンパニー 攻めのOMO施策

店舗とECの垣根をなくし「シームレス」な体験を提供

原嶋:オンライン・オフラインの在庫がスムーズに連動できているというのも大きいですよね。

細山:はい。当社は10数年前から基幹DBを統合していて、お店の在庫もECの在庫も特に区別することなく扱える状態にしています。当社の場合、5点在庫があっても3点確保して2点を在庫として表示させる「安全在庫」方式を採用しており、お客様の購入機会の損失をできるかぎり防げる状態にしています。

原嶋:その他、今後デジタルで取り組みたいことはありますか?

細山:やはり店舗とECの垣根をなくし「シームレス」な体験を提供していきたいと思っています。デジラボも店舗へお越しいただいているわけですが、体験としてはデジタルなものですよね。こうしたオフライン×オンラインの取り組みは、今後もっと増えていくと思っています。

原嶋:まさに、OMOの世界観ですね。最後に、今後の展望を教えてください。

細山:これからも引き続き、デジタルテクノロジーを取り込みながら顧客体験の向上を目指していきます。お客様の目的は自分にぴったり合うスーツを購入すること。やはり、どのチャネルで購入してもその目的が果たせて、さらに感動していただくにはどうすればいいかを突き詰めていきたいですね。

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この記事の著者

原嶋 宏明(ハラシマ ヒロアキ)

Patheeマーケティングマネージャー。大学卒業後Webディレクション、プロダクトマネージャーを経験。前職で動画制作プラットフォームCrevoの立ち上げを経験。現職ではマーケティングから組織構築、広報まで幅広い領域を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2019/08/29 08:00 https://markezine.jp/article/detail/31722

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