ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」は、AIを活用し閲覧商品と似ている商品を検索できる「類似アイテム検索機能」の提供を開始した。
同機能は、ZOZOグループが運営するサービスの技術開発を担う、ZOZOテクノロジーズが開発。各商品画面上にある「画像検索アイコン」をタップすると、閲覧中の商品の形や質感、色、柄などを基に、AIが似ている商品を検出。サイト上に一覧で表示する。
同機能により、ユーザーは商品を再検索することなく、類似商品を見比べることが可能に。たとえば検索した商品について、サイズや値段、細かな仕様などあと一歩の理由で購入に至らないという場合に、よりニーズに合った商品を探すことができる。
なお、同社が数万人のユーザーを対象に同機能の先行テストを行ったところ、利用者は非利用者に比べサービスの滞在時間が約4倍長いことが明らかになった。
同機能は現在、ジャケットやトップス、パンツ、シューズをはじめとする8カテゴリーで利用できる。対応のカテゴリーや商品数は、順次拡充される予定だ。
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