電通と電通デジタルは、2017年12月にリリースした、データに基づいて動画広告表現のパフォーマンス向上を図るサービス「BRAND LIFT CHECKER(ブランド・リフト・チェッカー/以下、BLC)」の対象をネット動画からテレビCMまで拡大し、本日より提供を開始する。
BLCは動画広告の態度変容を予測するシミュレーションツールで、視聴者の態度変容に効果的な広告表現の「要素」や「組み合わせ」を推奨する動画広告の制作サポートサービス。このたび、分析対象がインターネットの動画広告だけでなく、テレビCMまで拡大された。またAIによるモデリングも新たに搭載され、業種とデモグラフィックを掛け合わせた上で、動画クリエーティブ内の各要素がどのように態度変容へ影響するのかシミュレーションが可能になった。
これにより、制作した動画がどの層のどのKPIをリフトする効果をもっているのかを可視化でき、ABテストを実施しながら精度を高めていく従来の手法を用いることなく、事前の高精度な予測に基づき、クリエーティブ観点でテレビCMとネット動画いずれのパフォーマンスもシミュレーション可能となる。
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