CINC(シンク)は、人の気持ちを分析する上で欠かせない6つの感情をテキストから判定する感情分析AIを開発。日本語の細やかなニュアンスを判定し、精度の高い感情分析を可能にした。
同AIは、「怒り」「恐れ」「好き」「喜び」「悲しみ」といった5次元の感情に加え、判定が困難とされる「中立」を加えた6つの感情を分析。英語に比べて構造化が難しいとされる日本語のテキストから、言葉の背景にある書き手の心情分析を実現する。
同AIを通じて、イベント後のアンケートや面談記録などの分析作業を高速で分析できる。また、莫大な時間を要するSNSの分析に同AIを活用することで、テキストに含まれる感情の傾向を短時間で把握することも可能だ。
同社は、同AIを用いた調査・分析の新サービスの開発を進めている。
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