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第107号(2024年11月号)
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Instagram活用のベストパートナー(AD)

UGC分析によるインサイト発掘&Instagramアカウントの戦略的運用を具現化【AIQ】

 昨今、大企業から中小企業まで、企業が消費者とのコミュニケーションを考える際に、真っ先に検討する手段が「ソーシャルメディアの活用」です。中でも「Instagram」の活用について興味関心をもっているマーケターは多く、プランニングからコンテンツ制作、そして計測まで、様々な領域のパートナーを探しています。本連載では、Instagram活用について悩むマーケターに向けて、様々な目的に適したパートナーを紹介していきます。今回は、AIを活用したInstagramのユーザー分析を得意とする、AIQ(アイキュー)にフォーカスします。

Instagramマーケティングのベストパートナー

社名:AIQ株式会社
強み:AIを活用した分析によるInstagramアカウントの戦略的運用&インサイト発掘

AIQ(アイキュー)とは

――AI開発を手がける御社が、Instagramマーケティングに注力している経緯を教えてください。

渡辺:経営理念にも掲げている「あなたのほんとの好きを発見」できるビジネスを作りたいと思ったのがスタートです。今、多くの人は自分の欲しい物を探すとき、検索エンジンを利用しますよね。でも、検索結果はハックされており、自分が欲しい情報がなかなか出てこない。これって、まったくユーザーファーストではありません。

 2017年頃からユーザーが心地良く情報摂取するための手段を模索していくなかで、当時台頭していたInstagramに行き着きました。Instagramの投稿を見ていると、写真の構図や風景、フィルターのかけ方にまで、ユーザーのライフスタイルや嗜好性がにじみ出ていることに気づきました。それらの投稿からユーザーの嗜好性を理解できれば、ニーズに沿った情報を提供できる。つまり、ユーザーが心地よく情報を摂取できる状態を実現できるというわけです。

 もともと持っていたプロファイリングAIエンジン「LiveReal(リブリール)」という技術を応用し、Instagramをはじめ、あらゆるSNSの写真や動画、テキストを分析し、ユーザーの嗜好性を読み取るサービスなどを展開しています。「LiveReal」は、独自の画像解析AIと自然言語処理AIを組み合わせることで精度の高いプロファイリングを実現しており、特許も取得しています。

AIQ株式会社 副社長 COO 渡辺求氏

自社/提供サービスの強み

――独自の技術力を詰め込んだ「LiveReal」を軸に、Instagram自動運用ツール「AILINK(アイリンク)」やInstagramアカウント診断サービス「THREEA(スリーア)」、Instagramトレンドランキングサイト「Instant Trends(インスタントトレンズ)」をはじめ、様々なサービスを展開されていますよね。

渡辺:はい。Instagramを活用するうえでは「オーガニック運用」「ショッピング(EC)」「クリエイティブ」「広告運用」「効果測定」など様々な領域を攻略する必要があります。当社では各領域に対応するサービスを提供していますが、その中でも特に注力しているのがAIであらゆるデータを可視化するInstagram版SEO分析ツール「AISIGHT(アイサイト)」とUGC分析の「SOCIAL PROFILING(ソーシャルプロファイリング)」の2つです。

AIであらゆるデータを可視化するInstagram版SEO分析ツール「AISIGHT」

 「AISIGHT」は、「LiveReal」を用いてアカウント・フォロワー投稿内容を、競合を含め、あらゆる角度で分析するツール。オーガニック流入を増やすための“タグ映え”から、エンゲージメントを増やすクリエイティブ(画像・キャプション)まで、エンゲージメント率の高いファンを獲得し、戦略的なアカウント運用に役立つ。Instagramインサイトでは見えなかったデータの可視化を実現する。

UGC分析からインサイトを発見する「SOCIAL PROFILING」

 「SOCIAL PROFILING」は、自社の商品が含まれるUGCを分析するツール。自分たちの商品を購入しているのはどんな方で、どんなシーンで使っているのかを抽出する。デプスインタビューやアンケート調査では出てこないような、ユーザーのリアルな感想や使用シーンを把握できまる。プロファイリングAI「LiveReal」を活用することで、UGCのさらに先にある、生活エリアや趣味嗜好といった投稿者の属性分析まで可能だ。

 一般的なソーシャルリスニングと決定的に異なる点は、情報の粒度。ソーシャルリスニングは今何が流行っているのか、自社に対し、ポジティブな意見とネガティブな意見、どちらの方が多いのかなど大局を見るのに役立つが、「SOCIAL PROFILING」ではそれに加えて、誰に使われているのか、具体的にどのような使い方をされる傾向にあるのかまで分析することができる。

実績紹介

――実際、それらのサービスはどんな業種のマーケターが活用し、ビジネス成果をあげているのでしょうか。

アパレル企業の「AISIGHT」活用事例

業種:アパレル企業
課題:感覚的にInstagramアカウントを運用している
ゴール:戦略的なInstagramアカウント運用

渡辺:直近の事例ですが、とあるアパレル企業で「AISIGHT」をご活用いただきました。もともと数万人単位のフォロワーを有し、それなりの期間運用されてきた一方で、担当者の方にヒアリングすると、自社アカウントのフォロワーはどんな属性が多いのか、またどんな投稿がフォロワーにウケるのか、はっきりとわからないという課題を抱えていました。

 これまでは写真は人が映ったもの、商品単体などランダムに投稿し、ハッシュタグは特に戦略もなく、なんとなく付けていたそうです。そこで「AISIGHT」でフォロワーを分析したところ、色使いが華やかなクリエイティブや、人が写っている写真よりも商品単体の写真がエンゲージメントが高いなど、徐々に傾向がわかってきました。

 「AISIGHT」では、人気投稿に載ったハッシュタグが把握できるので、今までの傾向から、「人気投稿に載る見込みが高いハッシュタグ」を探り当てることができました。同時にエンゲージメントもフォロワーからなのか、フォロワー以外からされたものかを把握できるため、「新規流入が多く、さらにエンゲージに繋がりやすいハッシュタグ」を見つけることができたのです。そのようなトライ&エラーを繰り返した結果、1ヵ月の運用でフォロワー200%、エンゲージメント200%アップに成功しました。

 自社だけでなく、競合も含めてあらゆる角度でフォロワーを分析することで、エンゲージメント率の高いファンを戦略的に獲得した好事例です。

ジュエリーブランドの「SOCIAL PROFILING」活用事例

業種:ジュエリーブランド
課題:顧客分析をしても新しい気づきがない
ゴール:新しいインサイトの発見

渡辺:あるジュエリーブランドでは、定期的に「SOCIAL PROFILING」を活用し、Instagram上で自社のプロダクトがどのように投稿されているか、UGC分析によって商品の購入者を可視化しています。

 もともと顧客分析は調査会社の協力のもと、かなり深く取り組まれていたのですが、分析レポートの結果がずっと変わらない点に不満を感じていらっしゃいました。ネックレスや指輪など、カテゴリーごとの競合ブランド・購入者分析をしていたけど、毎回結果がほとんど変わらず、新しい発見がないことを課題とされていたのです。

 そこで、新しいインサイトの発見を求めて、「SOCIAL PROFILING」でSNS上の自社製品のUGCの分析に取り組んだところ、思ってもみなかった現象が明らかになりました。そのブランドでは婚約指輪が最も人気商品なのですが、近年減少気味の傾向にありました。そこでInstagram上で具体的にどんな人が、どんなシーンで購入されているかを分析した結果、昨今のサプライズプロポーズでは婚約指輪ではなく、婚約ネックレスがプレゼントされるシーンが増加傾向にあることが、浮かび上がってきたのです。

 クライアントもそのようなトレンドは初耳だったらしく、今後のプロモーションに活かそうと戦略を練っているようです。企業側がまだ気づいていない、細かなトレンドの変化を追える「SOCIAL PROFILING」だからこそ発見できた領域だと思います。

 Instagramでの戦略的なエンゲージメント率の高いフォロワー獲得から自社ブランドの新たなインサイトの発見まで、弊社では様々な支援が可能です。一歩先行くInstagram活用に取り組みたいマーケターのみなさん、ぜひご相談ください。

Instagramマーケティングのベストパートナー、AIQへの問い合せはこちらから

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この記事の著者

水落 絵理香(ミズオチ エリカ)

フリーライター。CMSの新規営業、マーケティング系メディアのライター・編集を経て独立。関心領域はWebマーケティング、サイバーセキュリティ、AI・VR・ARなどの最新テクノロジー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2019/10/31 11:00 https://markezine.jp/article/detail/32206

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