SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

イベントレポート

リステリン、クラフトボスはTikTokをどう活用した? 2020年はどうなるTikTok Ads

2020年度のTikTok Adsのアップデート

 TikTok Adsの岩田幸也氏からは、2020年度のTikTok Adsのアップデートが語られた。「ブランド体験を加速するような広告プロダクトの開発を中心に取り組んでいく」と岩田氏。

TikTok Ads Japan Product Strategy and Operation 岩田幸也氏
TikTok Ads Japan Product Strategy and Operation 岩田幸也氏

 まず、「TikTok Creator Marketplace」のリリース。登録したクリエイターと広告主が直接コラボレーションできる場を提供していく。クリエイターのパフォーマンスを含むプロフィールやキャンペーン展開後のレポートについてもプラットフォーム上で確認することができるようになる予定だ。

 「#チャレンジ」については、「シーゾナル」「O2O」「コミュニティ」「グローバルコネクティング」という4点のポイントを中心に開発を進めていくという。また、#チャレンジによる投稿などを見たユーザーにリマーケティングする「#チャレンジ リマーケティング」機能も開発する予定だ。

 スタンプについては、動画内のスタンプをクリックすると広告主のWebサイトなどに直接遷移する「クリッカブルスタンプ」を開発中。

 その他、インフルエンサー動画を広告として活用できる機能の開発。ターゲット分析に役立つ、TikTokオーディエンスのインサイト提供。サードパーティ製計測ツールと連携し、ビジネス貢献度を可視化する。人力と機械学習を用いたブランドセーフティーの強化などに注力する。

話題のカメラアプリ「Ulike」の広告メニュー

 TikTok Adsでは、2019年にローンチしたカメラアプリ「Ulike(ユーライク)」の広告プロダクト開発も進めている。Ulikeは「自然に盛れる」アプリとして、20代の女性を中心に口コミで人気を広めている。

 現在の主な広告メニューは4つ。まず、顔のパーツに合わせてメイクアップ効果を加えることのできる「コスメスタンプ」。店舗に行く前のコスメの体験などに活用することかできる。そして、画面の前面に雑誌・ポスター風に表示される「2D前景」。さらに、「起動画面広告」と広告主のWebサイトへ遷移させることができるクリッカブルな「Super Focus」がある。

 岩田氏は、「ブランド体験を広げる各種プロダクトの開発と、その効果を可視化する取り組みを進めていく」と締め括った。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
イベントレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長
大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っている。
...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2019/12/11 09:00 https://markezine.jp/article/detail/32419

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング