楽天はディスプレイ広告の運用型広告配信プラットフォーム「RMP - Trading Desk」と「RMP - AdRoll」をブランド統合し「RMP - Display Ads」として提供を開始した。
「RMP - Display Ads」は「認知」から「購買」、「ファン化」まで、消費者行動のすべての段階に対応したフルファネルでの広告配信を行うことができる、ディスプレイ広告の運用型広告配信プラットフォーム。本プラットフォームは、これまで楽天が提供していた運用型広告配信プラットフォームである「RMP - Trading Desk」と、リターゲティング広告をはじめとするパフォーマンス広告の配信プラットフォーム「RMP - AdRoll」の2つをブランド統合したもの。
今後、1億以上の楽天会員をはじめとするユーザーに対して、重複した広告配信の削減を図っていくとともに、AIエージェント「Rakuten AIris」を活用し、機械学習を用いた独自のアルゴリズムで消費行動を解析することによって実現可能な、実際の趣向に近い商品の広告配信などによって、より快適な広告接触の提供を目指すとしている。
企業に対しても、オフラインでの購買データ等を分析したレポーティング機能を提供できるようにするなど、順次機能を拡張していく予定。
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