スマートフォン向けカレンダーシェアアプリ「TimeTree（タイムツリー）」を提供するTimeTreeは、総額約19.6億円の資金調達を完了した。今回の第三者割当増資の引受先には、Stonebridge VenturesやPERSOL INNOVATION FUND、オリエントコーポレーションなどが参加した。

　同アプリの登録ユーザー数は、約2,000万人に（2019年12月現在）。同社は今回の資金調達を通じて、プロモーションや各種機能群の開発を進めていく。

　具体的には、同アプリを、ユーザー自身が予定を入力して管理するだけではなく、それぞれにフィットした情報に出会い、行動を選択できるマッチング・プラットフォームにしていくことを目指している。ビジネスオーナーやコンテンツオーナー向けには、予定情報を基にターゲティング可能な広告配信プラットフォーム「TimeTree Ads」や、同アプリ外部から予定の入力や呼び出しを可能にする「TimeTree API」といった機能群の開発や普及を促進していく。

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