SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

ファンを軸としたマーケティングの設計図~熱量を生み、育て、広げるには

“その場限り”のイベント・コミュニティではもったいない!ファンの熱量を活かし顧客基盤を成長させるには

ファンを軸としたマーケ施策は、ファネル全体に貢献する

 コミュニティはファンとの関係を作る上で、これからますます不可欠な存在になってくる。企業のマーケティング活動の中でコミュニティを機能させるには、コミュニティそのものではなく、コミュニティの先にある成果をどう考えるかが成否を分ける。筆者は、コミュニティやミートアップでファンの熱量を表現したコンテンツが、マーケティングファネル全体に大きく貢献すると考えている(下図を参照)。

一般的なマーケティング施策とファンを軸にしたマーケティング施策の比較
一般的なマーケティング施策とファンを軸にしたマーケティング施策の比較

 コミュニティを通した成果を考えることによって、企業にとってファンとの活動が長期的な資産となることは間違いない。次回以降も、マーケティング戦略におけるコミュニティの重要性と実践のポイントを説明していく。

第1回のまとめ

過度なおもてなしでは、ファンの力を十分に活かせない。そこで重要なのが、
Step1 <F to C>の影響力を考える
・ファンからの直接的な口コミによる伝播
・ファンの熱量が表現されたコンテンツのリーチ
Step2 <B to F>の接点を設計する
・どのようなファンと接点をもつか
・ファンとどのような場を作るか

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
関連リンク
ファンを軸としたマーケティングの設計図~熱量を生み、育て、広げるには連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

高橋 遼(タカハシ リョウ)

1983年生まれ。2010年株式会社トライバルメディアハウス入社。クリエイティブディレクター。ファンを軸としたマーケティング戦略・実行に従事し、これまでに航空会社、ファッションブランド、スポーツブランド、化粧品ブランド、飲料メーカーなどを担当。著書に『熱狂顧客戦略』(翔泳社)。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/01/24 07:00 https://markezine.jp/article/detail/32689

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング