SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

定期誌『MarkeZine』デジタルクリエイティブの作法

理想的な「リアクション」からの逆算で考える モバイルクリエイティブ

 Instagram上で投稿された広告クリエイティブを評価するアワードである「MOBILE CREATIVE AWARD」。今回は同アワードでグランプリを受賞した日本コカ・コーラ社のファンタのキャンペーン「ファンタ坂学園」のクリエイティブディレクターを務めた櫛田直希氏に、モバイル時代に求められるクリエイティブの考え方について聞いた。

※本記事は、2020年2月25日刊行の定期誌『MarkeZine』50号に掲載したものです。

いいねやシェアだけではない、多様なリアクションを想像する

株式会社博報堂 第二クリエイティブ局 アクティベーションディレクター 櫛田直希氏
日本コカ・コーラ社「ファンタ」のコミュニケーションを担当。「ファンタ坂学園」のクリエイティブディレクターを務め、第二回MOBILE CREATIVE AWARDグランプリを受賞。商品から、マス、SNSまで、統合的に展開できるキャンペーンアイデア開発と、柔軟な設計力が強み。

――現在、スマホを中心としたモバイルデバイスが全盛となる中で、クリエイティブに求められる条件はなんだと思いますか。

 モバイルクリエイティブを考える上では、2つのことを意識する必要があると思っています。1つ目は、生活者と動画の関係性の変化に対応した、「リアクションの設計」です。

 これまでSNS上で公開される動画などでは、いいねやシェアの数値を伸ばすことが、1つのわかりやすい指標とされてきた面が強かったと思います。

 しかし、現在はInstagramストーリーズやTikTokなども定着し、一般の人でも、簡単に撮影・編集をして動画を公開でき、それが“ごくごく普通のこと”になりました。そうすると、どこか動画プランナーのような目線で、生活者も世の中の動画を見るようになってくると思うんです。生活者でありながら動画制作者でもあるターゲットを動かし、彼らに「自分もマネしたい」「自分らしくアレンジしてやってみたい」といった二次創作アクションをひき起こさせることを意識的に狙っていくなど、動画を起点とした話題の広げ方のパターンは広がっているように思います。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
ポイントは遊びのルール作りと親近感を湧かせること

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
定期誌『MarkeZine』デジタルクリエイティブの作法連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、2020年4月より副...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2020/02/25 15:30 https://markezine.jp/article/detail/32932

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング