東急ハンズとNTTデータは、スペインのNavilens(ナビレンズ)が提供する2次元コード技術を活用し、簡単に商品をマッピングできるサービスの実証実験を開始した。
この2次元コードでは、複数のコードを同時に高速で認識することが可能。1度に200以上のコードを認識できる。この技術により、各商品の棚札と棚什器に貼り付けた2次元コードを従業員がモバイル端末のカメラで撮影するだけで商品マップが作成され、来店客はアプリケーションから簡単に商品位置を検索することが可能となる。
同サービスの実用化により来店客の利便性向上および、従業員の商品登録作業等の省力化といった新たな購買体験、従業員体験の創出が期待される。
同実証実験では、実店舗での「商品登録~商品マップの作成~商品検索」までの省力化・利便性向上を目指し、2次元コード技術を活用した検証を実施する。
店舗での購買体験や従業員体験がどのように変革できるか、ユースケースの仮説を作成し、来店客と一体となって仮説検証し、実店舗への導入・拡大に向けた課題と対応方法を明らかにする。
【実験概要】
場所:東急ハンズの本社エントランスの一部エリア
対象:東急ハンズ本社社員
期間:2020年2月28日~2020年3月25日(予定)
※検証状況により期間を短縮・延長する場合もある。
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