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定期誌「MarkeZine」

第64号(2021年4月号)
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定期誌『MarkeZine』マーケターの本棚

飯髙悠太さんの2冊

 マーケティング業界で活躍するキーパーソンたちの知識量、またそこから生み出される斬新なアイデアにはいつも驚かされます。彼ら・彼女たちは、日々どのように情報収集を行っているのでしょうか? 普段あまり明かされることがない「マーケターの本棚」を覗いてみましょう。

電子版(誌面)はこちらから閲覧できます。

※本記事は、2020年3月25日刊行の定期誌『MarkeZine』51号に掲載したものです。

株式会社ホットリンク CMO 飯髙悠太氏
広告代理店や、制作会社、スタートアップで複数のWebサービス・メディアを立ち上げ、100社以上のコンサルティングを経験。2014年4月「ferret」の立ち上げにともないベーシックに入社後、「ferret」創刊編集長、執行役員に就任。2019年1月よりホットリンクに入社し、同年4月に執行役員CMOに就任。自著は『僕らはSNSでモノを買う』(5刷)、『アスリートのためのソーシャルメディア活用術』。Twitter:@yutaiitaka

Q1.最近、いちばん感銘を受けた書籍とその理由は?

 人は「どうすれば愛されるか」「なぜあの人は私を愛してくれないか」と考えがちであるが、重要なのは「愛される」という受動的な態度をとることではなく「愛する」という能動的な態度をとることである。

 言うは易しだが、実際に実行できている人は少ないだろう。なぜなら多くの人は「他人は自分のために存在する」と思ってしまうから。愛は「得るもの」でなく「与えるもの」であることを理解できても、行動が伴わないのだ。世の中の情報(テレビ・Webメディア)の多くが「人から愛されるためのスキル」などの表面的な恋愛の部分ばかりをフォーカスしているため、本当の愛が見えづらくなっているのだ。

 他者との関係において受動的な態度で接すると、相手に対する不平・不満が大きくなり関係性悪化という結果になってしまう。愛することにおける重要な第一歩は「この人を愛そう」とまず決意することである。そして相手を気にかけ行動することである。そのためには、自身の人格の成熟が必要である。他者に影響されず、自分で答えを見つけ理解し、成長をした者だけが本当の意味で相手を愛することができるのだ。

『愛するということ 新訳版』エーリッヒ・フロム 著/鈴木晶 訳 紀伊國屋書店 1,262円+税
『愛するということ 新訳版』
エーリッヒ・フロム 著/鈴木晶 訳 紀伊國屋書店 1,262円+税

 この本は恋愛について多く書かれているが、仕事や仕事を通した人間関係においても同じことが言えるのではないだろうか。「ユーザーファースト」「顧客ファースト」と言うが、本当にできている企業や人はどれだけいるのだろうか。常に相手を気にかけギブし続けることが、人との関係性を変え世の中を変えていくと私は信じている。

Q2.「マーケターならこれを読むべし!」という書籍とその理由は?

 尊敬する経営者に勧められ、この書籍を手に取ったのは8年ほど前。そのときの感想は「なんとなくわかるが、わからない」であった。しかしそこからマーシャル・マクルーハンの他の書籍を読み漁り、だんだん理解していったことが懐かしい。

『メディアはマッサージである 影響の目録』マーシャル・マクルーハン 著/クエンティン・フィオーレ 著/門林岳史 訳 河出書房新社 850円+税
『メディアはマッサージである 影響の目録』
マーシャル・マクルーハン 著/クエンティン・フィオーレ 著/門林岳史 訳 河出書房新社 850円+税

 多くの人はメディアとは何か? と聞かれると、「テレビ、Web、雑誌、新聞」と答えるのではないだろうか。しかし、本当にメディアとは“情報送信や共有するデバイス”なのだろうか? 私が思うに、メディアとは“形”でなく“コンテンツ”である。人はこの“コンテンツ”によって行動するのである。

 インターネットの成長によってコミュニケーションは「1対n」から「n対n」となった。もう企業から顧客への一方通行のコミュニケーションは終わったのである。

 テレビやインターネットが生まれる前のコミュニケーションは井戸端会議をイメージすればわかりやすい。人はスマートフォンを手にし、毎日想像を絶する情報を浴びている。その中での意思決定をどう行うか。それは“誰のどんな発言に影響を受けたものなのか”と私は思う。ぜひ、マーシャル・マクルーハンの他の書籍ともあわせて読んでいただきたい。

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Q3.日々の情報収集、どのように行っていますか?

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