ネイティブ広告ネットワーク事業を手掛けるpopInは、音声コンテンツと広告の二つの収益をWebメディアに還元する音声プログラム「popIn Wave(ポップインウェーブ)」の提供を開始した。
同プログラムは、オトバンクが提供するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」と提携し、メディアの音声コンテンツ企画、編集・制作を補助。同社が制作したコンテンツをpopInが提供するブラウザで再生可能なプレーヤー「popIn Wave」並びに音声アプリ「audiobook.jp」に配信することで、再生回数と聴取率に応じた収益が得られる仕組みだ。
これによりメディアは、ブラウザでpopIn Waveを記事と別タブで立ち上げれば、音声コンテンツを聞きながら記事を読む体験をユーザーに提供可能。なお、同プログラムに参加するメディアは、記事にpopInのレコメンドウィジェットを設置し、音声収録など週3本以上のコンテンツ制作をする必要がある。
音声コンテンツへの集客にあたっては、同社が「popIn Discovery」のアドネットワークやレコメンドエンジンを提供することで、全体として約100万再生規模まで担保できるよう支援する形だ。
現在、同プログラムには、ハフポスト日本版、プレジデントオンライン、和樂webが賛同している。
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