博報堂プロダクツは、LGディスプレイジャパンと、様々な企業の顧客接点をデジタル化するソリューションの提供を開始した。
これまで博報堂プロダクツは、販売促進の知見や実績を基に、デジタルサイネージを活用した取り組みを推進。デジタルサイネージ導入にあたってのコンサルティングから、モーション・グラフィックス制作部隊を中心にしたコンテンツ制作、販売データに基づく効果測定を含むデジタルサイネージ運用を、社内においてワンストップで提供してきた。
今後博報堂プロダクツは、LGディスプレイジャパンの様々な先進ディスプレイを活用することにより、店頭における企業の顧客接点をデジタル化。まず以下の2領域において、ソリューションを展開する。
スマートシェルフ(インセル型タッチパネルサイネージ)
LGディスプレイジャパンのin-TOUCHテクノロジーを活用し、GMS(総合スーパー)やドラッグストアなどの商品棚への設置や、メーカー什器へ組み込むことで、精細なコンテンツ体験を提供。ディスプレイへのタッチにより、顧客が求めるより詳しい情報提供を可能にする。
活用イメージとしては、売場におけるクーポンなどのインセンティブ提供や拡販商品を告知など。また、陳列商品の産地や成分、利用方法などを告知することで、顧客の商品理解を促進できる。
シースルーサイネージ
約39%の透過率を有する透過型有機ディスプレイを活用。ハイブランドや宝飾品、自動車といったカテゴリーにおける売り場、ショールームにおいて、商品に付加価値情報を加えることで、売り場体験をリッチ化する。
活用イメージとしては、実際の商品とともに、商品紹介コンテンツを表示することで、顧客の商品理解を促進できる。また、受付やインフォメーションなどにおいて、情報を表示しながらの案内が可能になる。
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