モニター デロイトとM-Forceは、経営・ブランド・マーケティング戦略分野で協業を開始した。
モニター デロイトは、デロイト トーマツ グループの戦略コンサルティング部門でグローバル戦略およびCSV/Sustainability Strategyに強みを有する企業。一方M-Forceは、顧客戦略を起点として、「経営とマーケティング」をつないだ本質的なマーケティングを支援する企業。
今回の協業によりモニター デロイトでは、デジタル、サステナビリティを軸にした本質的変化、そしてCOVID-19による顧客の変化を捉えた「顧客起点」のブランド・マーケティング戦略の策定から実行を支援し、また日本企業がより強力にグローバル化を進める上での意思決定を支援する中、その戦略フレームワークとして、M-Forceが有する「9segs(ナインセグズ)」を活用する。
9segsは自社ブランド・競合ブランドを「9つの主要な顧客セグメント」に分けて、顧客情報を戦略的に分析する手法。自社ブランド・競合ブランドの全顧客情報(顧客セグメントごとに、人数、デモグラフィック情報、ブランドイメージ情報、使用習慣や購買習慣・メディア習慣のような行動情報など)が定量化され、顧客戦略の策定が具体的な顧客イメージと共に可能になる。
モニター デロイトでは、顧客企業に対し、経済価値と社会価値の両立を可能にする経営戦略を定義し、さらにその戦略を持続性を持って具現化できる「再現性のある組織への改革」を実現するにあたり9segsを活用。「どのような顧客に(WHO)、どのような独自価値(WHAT)を提供するかという顧客戦略並びにグローバル組織における意思決定プロセスを明確化する。
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