VOYAGE GROUPとバリューデザインは、12月1日付けで合弁会社を設立。小売業などの企業を対象に、顧客との接点やコミュニケーション活動におけるデジタル化を支援する。
VOYAGE GROUPは、顧客満足度の向上やユーザー活性化のためのポイント制度の活用、保有するコンテンツやデータの利活用の支援など、様々なマーケティングソリューションを提供する子会社VOYAGE MARKETINGを有する。一方バリューデザインは、クラウド型電子マネー発行システム「バリューカードASPサービス」を運営し、店舗独自の電子マネーの企画・運用サービスを提供している。
2019年の消費増税とキャッシュレス・消費者還元事業などの効果により、キャッシュレス決済の利用者が増加している。また、2020年6月時点において、QRコード決済の利用率は48%、電子マネー決済の利用率も61%と伸長(※1)。2023年の国内キャッシュレス決済市場規模は、約126兆円まで拡大すると予測されている(※2)。今後も顧客のタッチポイントのモバイルシフトが加速し、消費行動の変化への迅速な対応が求められる。
合弁会社ではこれらを背景に、小売業などの企業が利用する「バリューカードASPサービス」を活用した、アプリケーションの企画・開発により企業のカスタマーサクセスを推進。また、両社のアセットとノウハウを活かし、販売促進支援を行う。
※1 出典:インフキュリオン「決済動向2020年6月調査」
※2 出典:矢野経済研究所「国内キャッシュレス決済市場2019」
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