バレットグループは、LINEのみを取り扱うDX推進・マーケティング戦略カンパニー「DOTZ(ダッツ)」を設立。LINE Frontliner(ラインフロントライナー)の稲益仁氏を取締役CMOとして任命した。
LINE Frontlinerは、LINEの法人向けサービスに加え、マーケティング全般への知見や経験を持っているLINEの認定講師。200名ほどの応募の中から、書類審査とLINEの広告事業担当役員のプレゼンテーション試験を経て認定される。第1回のLINE Frontlinerの選考においては6名が認定されている(2020年9月末時点)。
今回、LINE Frontlinerの稲益氏を取締役CMOに迎え設立されたDOTZでは、LINEというプラットフォームを基軸とした各企業のDX推進をサポートするほか、またLINEを活用することで可能になるフルファネルマーケティングソリューションを提供していく。
具体的には、オンラインとオフラインを統合したデータベースをLINEプラットフォーム上に構築することで、オンオフを横断した顧客とのコミュニケーションを継続的に提供可能に。アパレル企業などのOMOマーケティングに活用できる。
また、LINE広告における新規顧客向けの広告掲載や、LINEでパーソナライズしたメッセージを送信するなど、EC企業などでの新規顧客獲得からCRM構築もサポート。LINEでCRM施策を完結することで、ユーザーとのシームレスなコミュニケーションを可能にし、顧客のLTV向上に貢献する。
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