2021年度には正式ローンチを予定
「Ponta Mobility」が通常のデータプラットフォームと異なるのは、Pontaデータと移動データの掛け合わせにより、他社サービスの利用状況・利用頻度を知ることができる点だ。そのデータを活用し、他社サービスの利用ユーザーに自社サービスへのクーポンを配信するなど、スイッチングを促すことができる。
5人の会員からスタートした実証実験は現在、スマートフォンアプリのテスト版を用いた200人のユーザーによる、アプリと専用デバイス(ビーコン)の併用実験へとステップアップしている。2021年度中にはスマートフォンアプリの正式ローンチを予定している。
そしてコロナ禍において「移動のこれから」は大きく変わった。その変化について、石野氏は次のように分析しているという。
「コロナ禍の影響によって人の移動総量は減り、人々が移動する目的は明確化しています。今後重要になるのは移動手段ではなく、生活者がどのような目的で移動し、どのような移動体験を求めているかということです。移動データを深く分析し、ユーザーの行動やニーズに応じた移動体験を設計できれば、より適切なモビリティマーケティングが実現できるはずです」(石野氏)
「Ponta」×スマートドライブの取り組みの具現化により、日本のモビリティサービスはまた新たな歩みを進めるだろう。現在、今後のサービスの進化を目指し、協働できるパートナーも募集しているとのことだ。
※数字は講演当時。
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