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Relic、MA・CRMサービス「Booster」の一般提供を開始 SQLからシナリオを自動で最適化

 Relicは、事業の成功に不可欠な初期顧客獲得からロイヤルカスタマー化の支援やファンベースマーケティングによるLTV最大化を実現するマーケティングオートメーション・CRMサービス「Booster」の一般提供を開始した。

 同サービスは、機械学習により、リアルタイムにアクセスログや行動履歴・購買データなどのビッグデータを解析することで、ユーザーの一人ひとりに最適化された顧客を提供する仕組みを実装した、マーケティングオートメーション・CRMサービス。

 具体的には、企業内外に存在する多様なデータを統合/一元化し、顧客を1つのIDで識別可能にすることで、より精密なパーソナライゼーションを実現。リアルタイムにデータを解析することで、在庫数の減少などのMD(マーチャンダイジング)や商品データベースの最新状況や住所変更等の顧客情報の更新を起点とした、訴求効果の高いレコメンデーション、離脱予想、頻度の最適化などを可能にする。

 また、予め設定したSQLを基に、自動でマーケティングのシナリオを生成/最適化することで、顧客の潜在ニーズを検知/把握し、より新しい顧客体験を可能に。機械学習により、結果の分析からPDCAを回してシナリオを最適化する一連の流れを自動化し、システムによるOne to Oneマーケティングを実現する。

 なおサポート面では、新規事業のグロースやEC事業におけるブランド戦略、MD、CRM、SNS運用、サイトUI&UX、オムニチャネル、ビッグデータ構築/管理等に関する各分野のスペシャリストがチームを組み、戦略立案からツール導入/運用まで一気通貫で対応する。

 同社は今後、対応するチャネルの拡大やデフォルトで提供するシナリオや施策の拡充、タグ設置のみで高精度のMA・CRMを実現するライトプランのリリースなどを始めとして、既存のサービス・機能の改善や新サービス・新機能の開発を実施する予定だという。

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MarkeZine(マーケジン)
2020/11/27 07:30 https://markezine.jp/article/detail/34975

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