電通とM-Forceは、デジタルシフトに対応した顧客起点の統合型マーケティングサービスを提供するため、業務提携契約を締結した。
M-Forceは、同社独自のフレームワーク「9segs」を活用し、経営とマーケティングをつなぐマーケティング活動・組織への変革を支援する企業。9segsは、対象ブランドおよび競合ブランドに関する顧客の行動と意識を基に顧客全体を9つの主要なセグメントに分類し、マーケティング効果を最大化する顧客戦略を導き出すものだ。
今回の協業では、9segsを電通の人基点のデュアルファネルソリューション「People Driven Marketing」にインストールし、運用チームにも浸透させることで、顧客構造の理解にさらなる解像度を与え、狙うべき顧客インサイトの特定を可能にする。
また、電通が展開する「People Driven DMP」のデータを使いながら、9segsフレームワークによる顧客戦略を導出することにより、顧客戦略から導き出した確度の高いマーケティング施策を具現化することが可能になる。
これらにより、マーケティング施策を俯瞰した統合戦略を構築し、顧客の変化にきめ細かく対応する顧客起点データドリブンマーケティングの提供が可能に。0次分析から、戦略立案、コンセプト検証、クリエーティブ開発、メディアプランニング、アクティベーションまでをワンストップで提供していく。
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