チーターデジタルは、印刷プラットフォーム「Print of Things」を提供するグーフとの協業に合意したことを発表した。
今回の協業により、チーターデジタルのマーケティングオートメーションツール(以下、MAツール)である「Cheetah Messaging」を導入した企業は、従来のメールやLINE、SMSなどのデジタルチャネルに加え、紙のダイレクトメール(以下DM)活用が可能になり、デジタルとアナログを掛け合わせたコミュニケーションチャネルの拡充を図ることができる。
さらにグーフの「Print of Things」が持つ自動印刷機能と連携させることで、「Cheetah Messaging」に蓄積される顧客の属性情報やWeb上の行動データを活用し、パーソナライズしたコンテンツをタイムリーにさまざまな形状のDM発送で提供することが可能になる。
連携で実現できるコミュニケーションシナリオ例
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顧客の属性データに基づいたセグメントDMの発送
Cheetah Messagingに蓄積される顧客の属性情報を活用し、デモグラフィックやライフスタイル情報を基にしたDMのセグメント発送を行う。 -
ECサイトのカゴ落ち商品をDMで訴求
Cheetah Messagingに蓄積される顧客の行動データを活用し、メール施策として実施効果が高い「カゴ落ちシナリオ」をDMで自動的に実施する。 -
デジタル上の行動頻度が低下している顧客へのDMアプローチ
Cheetah Messagingに蓄積されるメッセージの反応データ(開封・クリック)やECサイトのログイン履歴・行動履歴などを「Print of Things」に自動連携させることで、デジタル上での行動頻度が低下している顧客に対し、DMでのオファーや商品提案などを実施。
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