CyberArrowは、3月9日、エンタメDXソリューションプラットフォーム「FANBASE ARENA」の提供を発表した。これにより、エンターテインメント業界のDXならびにコンテンツD2Cを支援していく。
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのエンターテインメントイベントは規模縮小を余儀なくされ、アイドルやアーティストなどを中心に、芸能人によるオンライン配信の活動が増えている。オンライン配信では、利便性が高い一方で、ファンとの交流減少によるニーズ汲み取りや企画準備のハードルが運営担当者の負担になっているという状況があった。
「FANBASE ARENA」は、1人またはグループ、事務所単位それぞれに最適なオフィシャルファンコミュニティアプリを開設することができるエンタメDXソリューション。アプリ内ではライブ配信が実施可能で、配信前後にも活用できて参加履歴が残るQ&A機能やアンケート機能、カスタマイズ可能なギフティング機能、コラボ配信機能といった豊富なコミュニケーション機能を持ち、アイドルやアーティストによるファン認知をアプリの中で再現する。
今後「FANBASE ARENA」では、定額制動画配信機能やペイ・パー・ビュー機能、グッズなどのライブコマース機能、チケット発券など、エンターテインメント業界の収益機会を増やす機能の順次実装を予定している。
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