ゼンリンは、長崎県長崎市の協力のもと、長崎市の歴史・文化などの観光情報と公共交通サービスをデジタル化し、スマートフォンアプリを介して提供する観光型MaaSの実証実験を開始する。
同実証実験の目的は、長崎市内の各観光エリア間の移動を喚起するためのストーリー型コンテンツと、公共交通サービス・民間サービスを連携させることにより、人の行動を地域活性化につなげること。
同社は、地域がもつストーリー型観光情報を収集・管理し、滞在型観光ルートとして提供することで、地域創生の一翼を担うMaaSビジネスを強化する。また、長崎市の観光型MaaSを長崎モデルとして全国へ展開することを目指している。
なお、同実証実験は2021年度から開始し、新型コロナウイルスの感染状況・感染対策における各機関の方針に則り、時期を決定する。
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