4月23日、博報堂プロダクツは、社内のクリエイティブ×テクノロジー専門組織「ウラワザ」を通じて、専用アプリ不要でWEBブラウザ上からARでインテリアやプロダクトの試し置きが体験できるサービスの提供を開始した。
同サービスを導入したサイトの利用者は、実際の店舗に行かずともARを使ってサイズ感や部屋に置いたイメージなどを体験することが可能になる。これによりECサイトでの買い物体験向上と、イメージの違いやサイズの間違いによる返品などの損失を減少が期待できる。
専用アプリや専用のARマーカーは不要で、通常WEBブラウザからシームレスにAR体験に移行可能だ。
導入企業はリンクボタンを取り付けるだけで、既存のWEBサイトやECサイトにAR体験コンテンツを追加できる。なお、Androidスマートフォンへの対応はオプション。
また同サービスはECショップ以外にも様々なデジタルシーンで活用でき、グループ会社のEmergeと連携したオフショアCG制作により、大ロット制作などの要望にも対応が可能。
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