5月20日(米国カリフォルニア州サンノゼ発)、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは、インタラクティブで魅力的なバーチャル体験機能を備えたオールインワンプラットフォーム「Zoom Events」を発表した。
同プラットフォームは、今夏リリース予定で、「Zoom Meetings」「Chat」「Video Webinar」を、イベント主催者向けの包括的なソリューションに統合したもの。規模を問わず、社内外のオーディエンスを対象にしたチケット制ライブイベントをプロデュースする機能を備えている。
Zoom Eventsを利用して可能になることはたとえば次のものがあげられる。
- イベントハブを構築して、簡単にイベントを管理、共有
- チケットの発行と登録をカスタマイズ
- アクセスと請求を1ポータルから制御
- 無料、有料、1回限り、連続など、各種イベントを主催
- 出席、登録、収益など、イベント関連の統計情報を追跡
同プラットフォームを使用することで、全員参加の会議や営業サミットなどの社内イベントやユーザー会議などの外部イベントをシームレスに管理して主催が可能となる。
また、有料ライブイベント開催支援ツール「OnZoom」を使用してきた小規模な企業や起業家は、フィットネスや料理クラス、映画上映などのイベントを作成して主催し、収益を得ることができる。
なお「OnZoom」は、ブランド変更してZoom Eventsに組み込まれることになる。また、Zoom Eventsを、Zoom MeetingまたはVideo Webinarのライセンスを使用して、既存の有料Zoomと併用することが可能だ。
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