エイジアは、2021年4月20日(火)~2021年4月21日(水)の期間で、生活者を対象に「企業に求める情報発信とコミュニケーション方法」に関する調査を実施した。
企業からの情報を受け取る際の最適な手段は「企業Webサイト」
「あなたが企業から情報を受け取る最適な手段は何ですか?」という質問(複数回答可)に対し、48%の人が「企業のWebサイト」、47%の人が「企業発行のメールマガジン」を選択した。
SNSを最適な手段として選択した人は20%に留まったが、同設問の回答結果を年齢別分布で比較したところ、20代においては「企業の公式SNS」の回答割合がトップを占めた。
生活者が企業に意思を伝える手段トップは「問い合わせフォーム」
「自分の意志を企業に伝える最適な手段」として最も多く選ばれたのは、「企業の問い合わせフォーム・代表メールアドレスに連絡(55%)」だった。
「企業の問い合わせ窓口に電話」を選択した人は41%、「企業が主催するオリエンテーション・イベントへの参加」を選択した人の割合は10%と最も低かった。
メールマガジンを通じて企業とつながりたい生活者は約4割
「あなたは企業と何でつながりたいと思いますか?」という質問(複数回答可)に対しては、39%の人が「企業が発行するメルマガを購読」を選択した。
次いで、33%の人が「特にない」、27%の人が「企業のWebサイトの確認」を選択する結果に。SNSを選択した人は全体で11%に留まったが、年齢別に見ると20代は「特にない」を除いて「公式SNSのフォロー」が最も多い35%、30代も31%と最多を占めた。
半数以上の生活者が「興味・関心を持っている情報の提供」を求める
「あなたが企業とのコミュニケーションに求めるものは何ですか?」という質問(複数回答可)に対する回答は、「自分が興味・関心を持っている情報の提供(57%)」がトップに。2位は「最適なタイミングでの情報の提供(43%)」だった。
また、3割以上の人が「問い合わせをした際の企業の対応力」を、2割以上の人が「自分たちの声が届きやすい環境の設備」を、企業側に求めていることが明らかになった。
【調査概要】
調査主体:エイジア
調査会社:GMOリサーチ
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1,110人(性別×年齢の12割付で実施)
調査期間:2021年4月20日(火)~2021年4月21日(水)
調査エリア:全国47都道府県
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