サントリーホールディングスは海外グループ会社を対象にアビームコンサルティングの支援のもとVRを活用し、企業理念および創業精神の浸透を図った。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、海外グループ会社従業員の訪日が困難となったことから、非対面型で効果的な企業理念・創業精神の浸透施策の必要性が高まり、VR活用に至った。
同プロジェクトではサントリーホールディングスの企業理念・創業精神を、歴史、文化、自然など複数の観点からバーチャル空間上で体感できるVR研修を企画・開発。研修では、VRの特性を活かした没入感のある体験や従来のプログラムでは実現が難しかった体験を通して、効果的かつ効率的に企業理念・創業精神を学ぶことが可能だ。今後2021年より世界各国の拠点で利用する予定だ。
具体的には、グローバルでの展開を意識したコンテンツを設計し、創業者から現経営者までの主要エピソードを追体験できる。ダイバーシティの観点を考慮した構成や、エピソード内に登場する日本特有の習慣・行動の表現をキャッチーでわかりやすい表現に言い換えるなど、海外グループ会社従業員が企業理念・創業精神の本質を理解しやすいコンテンツとなっている。
【関連記事】
・アビーム、「SAP Hybris」活用しオムニチャネル推進を支援するサービス開始
・アビーム、「マーケティングBPRソリューション」を提供開始~理想と現状のギャップから戦略を立案
・サントリーマーケティング&コマースの「飲食店用品.jp」、MAツールnununiを導入
・企業情報サイトランキング2020、ユーザー評価1位は2年連続サントリー【トライベック調査】
・サントリー、グローバル市場でのビジネス拡大を目指しAWS採用 インフラおよび運営コストを25%削減