7月8日電通グループと、三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)は、金融ビッグデータを活用した広告・マーケティングサービス事業を営む合弁会社「SMBCデジタルマーケティング」を設立した。
SMBCデジタルマーケティングでは、三井住友銀行が顧客から預かる属性情報や利用履歴などの情報を活用することで、顧客の潜在的な興味関心やライフスタイルを推測し、三井住友銀行アプリなどのチャネルなどで各顧客に適すると考えられる広告コンテンツを届ける。
さらに今後、両グループの知見・ノウハウを融合させることで、新しい広告配信先やサービスの開発などを推進。新たな付加価値の提供を目指す。
なお同社による三井住友銀行の顧客情報利用は、厳格な管理の下、SMBCグループ内の共同利用の目的に限られる。また、個人情報が適切に管理されているか、弁護士等外部有識者も交えた定期的なモニタリングが実施される。また、電通グループ各社および、広告主である法人顧客への個人情報の提供は行われない。
【新会社の概要】
社名:株式会社SMBCデジタルマーケティング
(英語表記SMBC Digital Marketing, Ltd.)
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目3番2号
資本金:1億円(資本準備金1億円)
出資比率:
株式会社三井住友フィナンシャルグループ66.0%、
株式会社電通グループ34.0%
(新会社は三井住友フィナンシャルグループの連結子会社、電通グループの持分法適用会社となる)
役員:代表取締役社長 高野 義孝、取締役副社長 大久保 卓哉、取締役 平手 佑季
設立日:2021年7月8日
事業内容:
(1)広告・マーケティング施策の企画・制作
(2)データ分析および広告配信に関する事業
(3)その他前各号に付帯又は関連する一切の事業
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