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『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

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不確実な時代を乗り越える「マーケティング戦略の大転換」― 突破口はゼロパーティデータとロイヤル顧客(AD)

見るべきデータはこれ!アクティブ藤原氏が明かすECの売上とロイヤルティを高めるポイント

短期間で効き目が期待!売上アップに直結する4つの方法

 セミナー終盤で、加藤氏より「短期間で売上アップにつながる、すぐにできるアプローチ」についてアドバイスを求められた藤原氏は、次のようなチャート図を用いて、4つのポイントを提示した。

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短期間で売上を上げる4つのポイント

(1)現在の売上のユーザー構成を分析

 現状を客観的に調べるところから始める。藤原氏は過去3年分のデータから顧客を「A:1~2回しか購入していない人」「B:複数回購入している人」に分類しているという。

(2)併売商品や購入される順番を分析

 A、Bそれぞれのグループの購買傾向を分析。「売れ筋商品」や「併売率(ある商品と同時に、別のある商品が購入される確率)の高い商品」、「ある商品の次に購入しやすい商品」などを特定し、顧客へのレコメンドに反映させる。短期間での成果を求める場合は、動きのない顧客をセグメントし、セールなどの起爆剤となるキャンペーンを行うことも有効だ。

(3)シーズン(月間)の購入商品を分析する

 シーズンごとの売れ筋商品がしっかりと売れているかチェックしてみると、抜け落ちが見つかるケースは少なくない。アパレルでは夏にはTシャツ、冬にはダウンジャケットなど、季節に合ったウェアがよく売れる。化粧品メーカーなら、夏はUVケア商品、コロナ禍の今はマスクによる肌荒れ防止のためにスキンケア商品が動きやすい。

 また、新商品などのプロモーションを強化したことで、売れ筋のロングセラー商品への動線が弱くなっているケースもよくあるため、注意が必要になる。

(4)最初に購入する商品を分析

 ユーザーが最初に購入するエントリー商品も分析し、コストに対してパフォーマンスの高い新規獲得施策を行っていく。

 「この4点はデータを見たらすぐにでも導き出せると思いますので、ぜひチャレンジしてほしいです」と藤原氏はアドバイスを投げかけた。

本セミナーの動画を公開しています。EC売上アップロイヤルティ戦略の推進、そしてマーケティング組織強化にご活用ください!

「ECで売上をUpする秘訣とは?- 明日からできる! コンバージョンを高める3つのアプローチ -」視聴ページ

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この記事の著者

畑中 杏樹(ハタナカ アズキ)

フリーランスライター。広告・マーケティング系出版社の雑誌編集を経てフリーランスに。デジタルマーケティング、広告宣伝、SP分野を中心にWebや雑誌で執筆中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/10/25 12:00 https://markezine.jp/article/detail/37016

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