スタートアップの環境を活かし、素早いアクションを(スナックミー)
2021年を振り返って
今年注力したのは、「snaq.me(スナックミー)」をさらにグロースするための地盤作りです。ここまで「新しいサービス」として受け入れられてきましたが、よりメジャーなサービスへ進化するための準備をすることがミッションでした。ターゲットの拡大を目標に据えたとしても、足元のグロースは必要なので、フルファネルで集客の最大化を図りました。スタートアップという環境もあり、セオリーどおりにただやるのではなく、柔軟な発想・視点・考察をもって行ったアクションがいい結果につながったと思います。
2022年のミッション
やはり、ミッションはスナックミー社のさらなるグロースです。デジタルを中心としたマーケティングを実施してきましたが、いまが過渡期であると感じています。特に運用型広告はオークションの過熱、プライバシー保護によりデータが取りづらくなりました。2022年はより視野を広く持ち、全体最適に向けた動きが重要になりそうです。外部要因で難儀することもありますが、与えられた状況で最大限トライ&エラーを繰り返すことがカギと考えます。また、コロナ禍によりユーザー行動は大きく変容しましたが、この変化は今後も続くと予想しています。素早く変化を捉え行動できるよう、企業・ユーザーどちらの動きにもアンテナを張り続けたいです。

マーケティングディレクター 尾﨑敬祐氏
Webマーケティング支援会社にて、ファッション系のECを運営。その後、アナグラムにて運用型広告の運用とコンサルタント。2020年3月にスナックミーに入社。経営目標に合わせたグロース戦略の策定や、広告、SNS、認知施策など新規集客全体を統括。
パーパスを起点にしたコミュニケーションを展開(ゼスプリ)
2021年を振り返って
ゼスプリでは、「キウイフルーツという小さな果実の恵みを通して、世界中の人々・コミュニティ・環境の発展に、大きく貢献するということ」をブランドパーパスとしており、すべてのマーケティング活動はこのパーパスに紐づいています。ブランドのキャンペーンでは、健康は大変なものという固定概念を覆すため、無理せずそれぞれのヘルシーを楽しむことを提案する「ヘルシーは、楽しもう。」というメッセージを展開してきました。また、キウイフルーツはビタミンが豊富な果物というイメージはあるものの、それ以外にも様々な栄養素が豊富に含まれていることがあまり知られていないため、キウイフルーツの健康価値の啓発活動にも力を入れてきました。
2022年のミッション
サステナビリティに対する関心が高まる中、自然の恵みそのものであるキウイフルーツを扱う当社でも、生活者のみなさまの健康やコミュニティ、環境への貢献を重要な課題として捉え、さらに取り組みを強化していく予定です。多様性のある楽しいヘルシーをサポートするブランドとしてのスタンスに変わりはありませんが、時勢に応じた課題を見据え、キウイフルーツが提供できる価値とそのコミュニケーションを通して、生活者のみなさまに寄り添えるブランドであるために、今後も新たな施策にチャレンジしていきたいと思います。

PRマネージャー 栗田麻衣子氏
大学卒業後、マーケティングコンサルティング会社に入社し、マーケティングリサーチ業務に携わる。その後、アイケア医療機器メーカーで、コンタクトレンズなどのマーケティングを担当。2015年にゼスプリインターナショナルジャパンに入社し、PRマネージャーとして現在に至る。