台湾のスーパーマーケットチェーンであるPXマート(全聯福利中心)は、OMO(Online Merges with Offline)デジタル戦略強化のため、Appierのエンタープライズソリューションをフルファネルで導入した。
PXマートは、自社サイトやモバイル決済のPX Pay、PXGo!(eコマースプラットフォーム)、POSのオフラインデータなど、複数あるプラットフォーム上のデータを一元化し、ユーザープロファイルを充実させている。また、個別最適化された顧客体験の提供でき、マーケティングキャンペーンの結果を最適化することが可能となった。
同社は、Appierのエンタープライズソリューションをフルファネルで活用することで、昨今の市場の不確実性に柔軟に対応。またデータ資産を拡大させることで、顧客のニーズを的確に発掘し、把握することが可能となった。
PXマートのDX(デジタルトランスフォーメーション)の次の取り組みとして、PX Pay会員や同社のLINE公式アカウントフォロワーなどのデータを連携させ、そのデータ分析からより効果的なブランドマーケティング戦略を展開する予定。同社はまた、個人が特定されないプライバシー重視の「非識別化」データを活用することで、サプライヤーが、販売やクロスセルの機会を増やすことを支援し、川上と川下のベンダーをつないで仕入れ・販売・在庫管理および、チャネル流通の改善に着手していく。
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