SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

特集:デジタルで進化するテレビマーケティング

デジマの経験はテレビCMにどう活きる?「バクラク」のマーケターに聞く

 BtoBスタートアップ企業でテレビCMが活発に使われるようになり、デジタルマーケティング出身のマーケターが領域を広げて担当するケースも増えている。デジタルでの経験はテレビCMでどう活かせるのか。また初めてのテレビCMで押さえておくべきポイントとは。請求書受領サービス「バクラク請求書」などを提供するLayerXの内山氏に、テレビCMをディレクションした経験を振り返りながらお話しいただいた。

※本記事は、2022年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』77号に掲載したものです。

ローンチ1年後にリブランディングとテレビCMを実施

――まずは自己紹介をお願いいたします。

 新卒でナイルに入社し、SEOとコンテンツマーケティングのコンサルタントとして幅広い業界の企業のマーケティングを支援しました。その後はキャディに転職し、インサイドセールスやマーケティングを経験しました。2021年4月、LayerXのSaaS事業部に一人目のマーケティング担当として入社し、幅広いチャネルに関わりました。最近はテレビCMやイベントマーケティングといったオフラインマーケティングを担当しています。

株式会社LayerX SaaS事業部 Marketing 内山健(うちやま・けん)氏 慶應義塾大学卒。新卒入社したナイルではSEO・コンテンツマーケティングを中心にデジタルマーケティングを通じたクライアントの集客・CVR改善のコンサルティングなどを行う。その後、キャディでマーケティング/インサイドセールスを担当。顧客獲得・パートナー開拓の戦略策定、チャネル選定から施策の実行まで一気通貫で実施。2021年4月よりLayerXでSaaS事業部一人目のマーケターとしてジョイン。現在はオフラインを中心にテレビCMやイベントマーケティング等を担当。
株式会社LayerX SaaS事業部 Marketing 内山健(うちやま・けん)氏
慶應義塾大学卒。新卒入社したナイルではSEO・コンテンツマーケティングを中心にデジタルマーケティングを通じたクライアントの集客・CVR改善のコンサルティングなどを行う。その後、キャディでマーケティング/インサイドセールスを担当。顧客獲得・パートナー開拓の戦略策定、チャネル選定から施策の実行まで一気通貫で実施。2021年4月よりLayerXでSaaS事業部一人目のマーケターとしてジョイン。現在はオフラインを中心にテレビCMやイベントマーケティング等を担当。

――2021年12月にサービス名を「LayerXインボイス」から「バクラク請求書」に変更され、翌月の2022年1月にテレビCM(※1)を開始されました。それぞれの狙いについて教えてください。

 サービスをローンチしたのが2021年1月で、リブランディングやテレビCMを実施したのはそこから約1年が経過したタイミングでした。ローンチ直後は東京のスタートアップ・ベンチャー企業を中心にご利用いただいていましたが、お客様の業種・企業規模や地域が徐々に拡大しています。その流れをさらに加速させるために、サービスの価値が伝わるようなわかりやすい名称に変更し、認知拡大を図りたいという思いがありました。

 テレビCMを実施したのも、サービスの認知を拡大するためです。加えて、バクラク請求書はローンチ当初から受注率が高かった一方、“受け取り請求書処理の効率化”というカテゴリーそのものの認知度は低く、SaaSを用いて課題解決するという発想が浸透しているとは言えない状況です。カテゴリー自体の認知を上げていくためにも、テレビCMが有効ではないかと考えました。人事労務ソフトの市場も、テレビCMによって市場創造が進んでいった経緯がありますが、それと似たような状況に置かれていると思います。

この記事はプレミアム記事(有料)です。ご利用にはMarkeZineプレミアムのご契約が必要です。

有料記事が読み放題!MarkeZineプレミアム

プレミアムサービス詳細はこちら

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラスをご契約の方は
・こちらから電子版(誌面)を閲覧できます。
・チームメンバーをユーザーとして登録することができます。
 ユーザー登録は管理者アカウントで手続きしてください。
 手続き方法の詳細はこちら

次のページ
テレビCMのPDCA、デジタルマーケティングと異なる点は?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
特集:デジタルで進化するテレビマーケティング連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

蓼沼 阿由子(編集部)(タデヌマ アユコ)

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。Voicy「耳から学ぶマーケティング」プロジェクト担当。修士(学術)。東京大学大学院学際情報学府修士課程在学中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/05/27 11:16 https://markezine.jp/article/detail/39024

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング