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特集:デジタルで進化するテレビマーケティング

デジマの経験はテレビCMにどう活きる?「バクラク」のマーケターに聞く

 BtoBスタートアップ企業でテレビCMが活発に使われるようになり、デジタルマーケティング出身のマーケターが領域を広げて担当するケースも増えている。デジタルでの経験はテレビCMでどう活かせるのか。また初めてのテレビCMで押さえておくべきポイントとは。請求書受領サービス「バクラク請求書」などを提供するLayerXの内山氏に、テレビCMをディレクションした経験を振り返りながらお話しいただいた。

※本記事は、2022年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』77号に掲載したものです。

ローンチ1年後にリブランディングとテレビCMを実施

――まずは自己紹介をお願いいたします。

 新卒でナイルに入社し、SEOとコンテンツマーケティングのコンサルタントとして幅広い業界の企業のマーケティングを支援しました。その後はキャディに転職し、インサイドセールスやマーケティングを経験しました。2021年4月、LayerXのSaaS事業部に一人目のマーケティング担当として入社し、幅広いチャネルに関わりました。最近はテレビCMやイベントマーケティングといったオフラインマーケティングを担当しています。

株式会社LayerX SaaS事業部 Marketing 内山健(うちやま・けん)氏 慶應義塾大学卒。新卒入社したナイルではSEO・コンテンツマーケティングを中心にデジタルマーケティングを通じたクライアントの集客・CVR改善のコンサルティングなどを行う。その後、キャディでマーケティング/インサイドセールスを担当。顧客獲得・パートナー開拓の戦略策定、チャネル選定から施策の実行まで一気通貫で実施。2021年4月よりLayerXでSaaS事業部一人目のマーケターとしてジョイン。現在はオフラインを中心にテレビCMやイベントマーケティング等を担当。
株式会社LayerX SaaS事業部 Marketing 内山健(うちやま・けん)氏
慶應義塾大学卒。新卒入社したナイルではSEO・コンテンツマーケティングを中心にデジタルマーケティングを通じたクライアントの集客・CVR改善のコンサルティングなどを行う。その後、キャディでマーケティング/インサイドセールスを担当。顧客獲得・パートナー開拓の戦略策定、チャネル選定から施策の実行まで一気通貫で実施。2021年4月よりLayerXでSaaS事業部一人目のマーケターとしてジョイン。現在はオフラインを中心にテレビCMやイベントマーケティング等を担当。

――2021年12月にサービス名を「LayerXインボイス」から「バクラク請求書」に変更され、翌月の2022年1月にテレビCM(※1)を開始されました。それぞれの狙いについて教えてください。

 サービスをローンチしたのが2021年1月で、リブランディングやテレビCMを実施したのはそこから約1年が経過したタイミングでした。ローンチ直後は東京のスタートアップ・ベンチャー企業を中心にご利用いただいていましたが、お客様の業種・企業規模や地域が徐々に拡大しています。その流れをさらに加速させるために、サービスの価値が伝わるようなわかりやすい名称に変更し、認知拡大を図りたいという思いがありました。

 テレビCMを実施したのも、サービスの認知を拡大するためです。加えて、バクラク請求書はローンチ当初から受注率が高かった一方、“受け取り請求書処理の効率化”というカテゴリーそのものの認知度は低く、SaaSを用いて課題解決するという発想が浸透しているとは言えない状況です。カテゴリー自体の認知を上げていくためにも、テレビCMが有効ではないかと考えました。人事労務ソフトの市場も、テレビCMによって市場創造が進んでいった経緯がありますが、それと似たような状況に置かれていると思います。

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この記事の著者

蓼沼 阿由子(編集部)(タデヌマ アユコ)

東北大学卒業後、テレビ局の報道部にてニュース番組の取材・制作に従事。その後MarkeZine編集部にてWeb・定期誌の記事制作、イベント・講座の企画等を担当。Voicy「耳から学ぶマーケティング」プロジェクト担当。修士(学術)。東京大学大学院学際情報学府修士課程在学中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2022/05/27 11:16 https://markezine.jp/article/detail/39024

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